| 柚子で風邪払い! | 2010/02/28 | |  | 春先まで残っている風邪は、菌が強いと言われています。冬至の日に柚子を湯船に浮かべて風邪払いをするのはよく知られていますが、冬至に限らず柚子を使って、身体の中から外から風邪を追い払いましょう。 果汁にはビタミンCはもちろんビタミンB1やビタミンB2、ミネラルでは鉄分やカリウム、カルシウムなどが含まれています。香りの主要成分は、果皮に含まれる精油成分です。農薬を使っていない安心安全な柚子を、皮から丸ごとたくさん召し上がって、味方につけてみませんか?
◆MENU◆柚子のコンフィチュール◆
【用意するもの】 柚子、砂糖少々、水
【作り方】 [1]柚子をお好みの大きさに刻み、鍋に入れます。 [2]ひたひたの水を加えて、ことこと煮ます。焦げ付かないよう、水分が足りない時は水を足します。 [3]砂糖少々を加えて、味を調えます。
【一口メモ】 [1]粒々感を楽しむならば大きめに、滑らかさが欲しいならば小さめと、お好みの大きさに刻んでください。 [2]果皮のにがみが苦手な方もおられるでしょうが、果皮にも薬効がありますので、なるべく皮ごと召し上がることをお勧めします。果皮だけを一度湯がいて汁を捨てる(茹でこぼし)と、にがみが少しましになりますので、お試しください。 [3]市販のものは砂糖を多く含むため、傷みにくいのですが、甘すぎる傾向があります。ご家庭で作ると甘みを調節できるので、お勧めです。砂糖が少ないと、すぐにカビが生えてきますので、少量ならば密封容器に入れて冷蔵庫で、作りすぎた時は冷凍庫で保存してください。 [4]トースト・クッキー・クラッカーに添えたり、ヨーグルトやアイスクリームにかけたり、お好みでお召し上がりください。コンフィチュールをお湯で溶けば柚子茶になりますし、カレーの隠し味にもなります。
◆アレンジ◆柚子雑炊◆ お米とお好みの具を昆布出汁で炊いて雑炊を作る時に、柚子を加えれば柚子雑炊の出来上がりです。お米から作る方がおいしいですが、時間のない時はご飯でも構いません。具としては、鶏や海老、鯛や白身魚などがよく合います。鶏はコクが出ますし、海老は色目が鮮やかです。鯛は骨にご注意ください。柚子はきれいに洗ってから、皮ごとすり下ろして入れても構いませんし、丸ごと入れても構いません。 丸ごと柚子を入れる際は、浅く切り目をたくさん入れると香りが強くなります。先に切り目を入れず、雑炊が出来上がってから鍋の中で切って、醤油を加えて味を調えると、ポン酢風味の味付けにもなります。
◆アレンジ◆柚子ピール◆ 柚子を皮だけ大き目のくし型に切ります。夏みかんなどの皮をむくイメージで、柚子1個で8〜12枚程度を取ってください。柚子の皮を茹でこぼしてから、砂糖を少しまぶしてお好みの固さまで加熱します。にがみが強い時は、何度か茹でこぼすと良いでしょう。最後に、水分を飛ばして乾かす感じ仕上げます。焦げ付きが心配ならば、鍋から引き上げて乾かしても構いません。 そのままでも、刻んでケーキなどに入れてもおいしく召し上がれます。また、湯煎にかけたチョコレート(ブラックまたはホワイト)をかけると、少ししゃれたデザートにもなります。
■食の豆知識■
◎お料理に汁をさっと絞ったり、お吸い物に柚子の皮を一片浮かべると、良い香りが漂います。香りも身体にとっては栄養になります。また、味噌に柚子を加えた柚子味噌、柚子餅、ゆべしなどもあります。
◎柚子のシーズンはそろそろ終わりですから、店頭に安値で並んでいることがあります。さっと洗って丸ごと冷凍保存できますので、たくさん購入して、一年中お楽しみください。
◎柚子を湯船に入れると、血行が良くなって身体が芯から温まります。風邪の予防だけではなく、冷え性や手荒れ、血行が良くなることから貧血にも効果があります。50cmほどの長さに切って洗った穿き古しのストッキングに柚子を丸ごと1個入れ、口を結んで湯船に入れます。湯船に浸かりながら柚子を軽く潰すと、果皮の成分も果汁の成分も出る上、指や腕を使うことでさらに血行が良くなります。コンフィチュールや柚子ピールを作る時に茹でこぼした汁を取っておいて湯船に入れると、エコですね。 | | |